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          <左:サンティアゴの旧市街の中心アルマス広場 右:サンティアゴには地下鉄も走ってる>
        *2000キロバスの旅* 
         薄汚れたバックパックを背負い、ローカルなバスや電車に乗り
          町から町へ、時には国から国へ移動する
          
          次の町には何が待っているのか、
          途中ではどんな雄大な景色が見られるのか
          移動する時はワクワクする瞬間である
          
          ヒッチハイクしたトラックの中とか、
          床まで人で溢れている電車なんかだったりすると
          「俺って今旅してるぜ〜!!」
          って気分になる^^
          
          移動することが旅なのであり、
          旅とは移動することなのだと思う
          
          だが、とは言っても限度がある!
          
          移動時間が長くなったり、連日移動ばかりしていると
          「何でこんなに移動ばかりしているんだろぅ、早く旅をしたい!!!」
          なんて気分になってしまう
          
           
          
         
  
 
          
            
          <左:市場では新鮮な魚介が並び猫が狙う 右:見たことない貝や魚も多い> 
          
        
          
          さて、2006年7月28日
          ペルーのアレキパを発つ
          次の目的地はチリの首都サンティアゴ
          全長約2500kmである
          
          一気にバスで行くのは辛いので途中の町で休む作戦を実行した
          
          アレキパ−イキケ−アリカと順調に進む
          
          さて、アリカ−サンティアゴ間である
          ガイドブックを見ても、地元の地図を見ても
          途中に寄れるような面白そうな町がない
          
          距離約2000km
          移動時間は24時間である
          
          みかは「2000kmと言ったら飛行機の距離じゃない!
          それをバスで走ろうと言う考えが分からない。道路を作った人とバスを発明した人と
          こんな目に合わせたあなたを呪う! 」と言い出し、
          
          「それは違う!一番悪いのはそんなチケットを売ってるあのおばちゃんだ〜!」
          と怒りの矛先を変え、
          チケット売り場で「ムキー!!」とやり場のない怒りをチケット売りのおばちゃんにぶつけた
         
         
  
 
          
            
          <左:アリカの港。小舟が多い 右:アリカ湾の市場で魚の残りを待っているペリカンたち>
         
 
          <左:ペリカンの取りこぼしを狙うアザラシ 右:イキケの宿。町には何もなかった…> 
          
         
        だが我々は重要な事を忘れていた
          チリのバスは世界一快適だと言われているのである
          
          そう今回はこの旅で最後のバスによる長期移動になる
          どうせなら最高級のバスに乗ることにした
          
          チリのバスは「セミカマ、カマ、サロンカマ」などとクラスが分かれており、
          サロンカマが最高級クラスである
          (セミカマですらリクライニングシートで食事サービスなどが付く)
        迷わずにサロンカマクラスのチケットを購入
          一人1万円程度でチリの物価にしてはかなりの高額
          
          でっかい二階建てバスの一回がサロンカマになっており6席しかない 
          食事は3食付、ビデオ上映があり、シートは本皮
          枕もブランケットもくれる 
          
          そして一番すごいのが
          なんと座席がフルフラット(水平)になるのである!!
          
        夜になると、乗務員が座席をベッドに買変え、
          カーテンを厳かに閉め
          「Good Night」とささやいてくれる
          
          ん〜なんセレブな気分なんでしょう♪
          
          そんな快適なバスの移動だったので
          24時間経ってもケツは痛くならず!
          
          最高でした〜〜(^0^)/
          
          
          
          
          って終わりたいところなんですがっ!! 
          
          景色もず〜〜〜っと同じだったし、
          ビデオが壊れてず〜〜〜〜〜っとハリーポッターが流れてたし、
          夜寝ようと思っても昼間も暇で寝てたからあまり眠くならないし、 
          ご飯は3食サンドウィッチだったし・・・。 
          
          う〜む・・
          やっぱりただひたすらバスに乗ってるのは精神的にきついですな〜
          
        
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          【アクセス】
          
          ペルーのアレキパからチリのサンティアゴに向かう人は
          ほとんどいないでしょう。
          国際バスも出てますし、10社近くのバス会社からバスが出ています。
          
          ただし、サロンカマクラスは2社ほどしかなく、
          席数も少ないので事前予約が必要
          
          アリカ・イキケは見所がないです。
          周辺にも多少見所があるようですが、わざわざ行く必要はないと思います。
          町の雰囲気も悪いです(夜に酔っ払いや若者がウロウロしてました) 
        
        サンティアゴはイースター島への拠点になるので
          寄る人は多いと思います。
          正直町としてあまり魅力は感じませんでした。
          すぐに出発していいと思います 
          
        
         
  
  
 
          <左:市場で食べたフジツボのような貝。味はまあまあ 中央左:ふんぱつして寿司食べちゃいました。サーモンがトロトロ〜
          中央右:チリ料理「ソパ・デ・マリスコス」。魚介スープです。 右:こちらは「ピカンテ・デ・マリスコス」。魚介ぶっかけご飯 
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